私は、ダブルスでの守備範囲を上げるためによくソフトテニスの練習でシングルスのラリーをすることがありました。ソフトテニスのシングルスは全範囲をカバーしないといけないため、ダブルスの時よりも運動量が多くなります。
最初は戦術パターンもよく分かっていなかったので、縦横無尽に動き回っていた記憶があります。授業が始まる前の朝練でよくシングルスでのラリー練習をしていたので、汗がダラダラで夏はタオルが無いと大変でした。
強いショットを打ってもロブでカバーされたり、深いボールを打たれたりととても戦術パターンがたくさんあるイメージです。弱いサーブや打ちやすいところに打ってしまうと、攻めやすくただ相手のコートに返すだけでミス待ちになってしまいます。
打つコースの工夫や強いショットではなく時には深いロブを入れて、より良いポジション取りをして自分からでも攻められるようにしましょう。
今回はソフトテニスのシングルスでの戦術パターンについて紹介していきます。
ソフトテニスのシングルスで左右に振る戦術パターンで攻めよう
ソフトテニスのシングルスでは、強いショットを打つことが大事。
でもただ強いだけに集中してしまうとミスをしてしまいます。
頭を使って左右にコースを狙う戦術パターン
左右に相手を振り回す戦術によって、強い打球を打たせないことや疲れを誘発していくことができます。また、相手のポジションをサイドに引き付けることによって、逆サイドに狙えるスペースを作りチャンスを展開。
スペースを作ることができれば、無理にラインぎりぎりのコースを狙う必要がなくリスクを減らすことにも繋がりますのでオススメです。
裏技!バックハンド狙いも有効!!
ソフトテニスのラリーではなるべくフォアハンドで強い打球を打ちたいですよね?
私は、最初バックハンドに苦戦していました。そのため、多少無理してでも回り込んでフォアハンドで打つことも。個人差はあると思いますが、バックハンドに不慣れそうだなと感じた場合には狙ってみることも大切です。
また、左右交互やバック側を狙うだけでなく、時には同じサイドを連続してみるパターンもオススメです。私は、ソフトテニスのシングルスで振る側と振られる側をラリーでよく行っていましたがどちらも我慢比べになる印象があります。
たった一回のラリーを行うだけでとても体力を奪われ精神的にもきつくなってくるので、数少ないチャンスを見逃さないようにしましょう。振る側はいかに相手を動かしてスペースを空けることができるか、振られる側は打球を返して体制を整えることができるかがポイント。
振る側でネットにかけたりアウトになったりするととても悔しくなります。反対に振られる側で点を取れると嬉しいです。弱気にならずに攻めることを忘れないで取り組んでみて下さい。
ソフトテニスのシングルスでは深いボールや浅いボールを打つ戦術パターンもオススメ!
ソフトテニスのシングルスで左右にコースを狙うことも大切ですが、前後に動かすことで攻めていく戦術パターンも試してみましょう。
深いボールを打って相手をコートの後ろに位置させ、次の打球でネット近くに浅いボールを打つことでチャンスを作ることも可能です。
浅いボールは相手の不意をつくイメージ!深いボールはロブで緩急を!
浅いボールは意表を突き、ラケットにボールを当てることや強い打球を狙いづらいのでオススメな戦術パターンです。
私は狙いすぎて、返しで同じような浅いボールを打たれることも多々ありました。深いボールは、強い打球でなくてもロブで狙うことも緩急がついてオススメ。
深いロブを打つことによって、その間にポジションを修正することができます。守りで深いロブを入れたり、攻めの途中で混ぜたりすると戦いやすいでしょう。浅いロブになってしまうと、スマッシュを打ちやすくなってしまうので気を付けて下さい。
ソフトテニスのシングルスでチャンスがあれば前で一気に攻めるパターンも試そう
ソフトテニスのシングルスでは、コートを広く使うために縦に横に相手を揺さぶっていくことで稀にチャンスボールが来る可能性が上がります。
チャンスボールや相手の狙うコースが予測可能なら前に出て一気に攻めよう!
こちらに有利な状況であれば、思い切って前に出て攻めることも大切です。チャンスボールになる場合は、浅いロブや弱い打球など。また、相手のバランスが崩れた時や端っこによっていることで狙えるスペースがある場合に攻めましょう。
前に出ることによってボレーやスマッシュなどで時間をかけずに決めること、相手にロブや強い打球で抜くショットを狙わせてプレッシャーを与える戦術パターンも可能
戦術パターンの一つとして持っておくと幅広く攻められます。私は、前に出てボレーを狙ってみたりすることもありましたが、キレイに抜かれたり真正面を狙われて対応が遅れるなどといった失敗もあったので気を付けて下さい。
攻めるときは勇気と自信を前に出していこう!
ソフトテニスのシングルスで前に出るのは勇気と自信が大切。相手のポジションに合わせてコースを狙うことや予測すると攻めやすくなります。長く続きやすいラリーを早く終わらせ、体力を温存することもできます。
ぜひチャンスを見極め一気に決めてみて下さい。
ソフトテニスのシングルスで戦術パターンを組み立てるにはサーブ&レシーブが大切!
ソフトテニスのシングルスでは、試合の始まりであるサーブ&レシーブがとても大切です。
弱いサーブやレシーブが上手くいかないと戦術パターンを組み立てることができません。
サーブでは強い打球を狙うことやバックハンドで打たせることを意識しよう!
サーブは自分から攻めていけるので、得意な戦術パターンに持ち込みやすくなります。私は、ファーストサービスはフラットサーブ、セカンドサービスはカットサーブをよく使用していました。
フラットサービスでコースや強い打球を思いっきり狙って、カットサーブで入れやすくかつチャンスサーブにならないように意識。
サーブを打つ時はフォルトになるのが嫌でとても緊張していました。相手に返すことで精一杯にさせられるようにしていきましょう。
レシーブは狙える時に強いショット!苦しい時は深めに返して相手に主導権を渡さないようにしよう!
ソフトテニスのシングルスでは相手の得意な戦術パターンを簡単にさせないことが大切。ポジションで打ちやすさも変わってくるので、適宜微調整をしていきましょう。
こちらから攻めることによって相手にチャンスを渡さないこと、守備の時間が多い場合は深いロブで攻めづらくすることがオススメ。カンタンにポイントを決められないよう少しでも抵抗できる場合は、相手のミスを誘うようにしていきましょう。
ソフトテニスのシングルスで戦術パターンがない場合はまず返すことを優先に…
ソフトテニスのシングルスで戦術パターンが思いつかないことや、劣勢だと上手くできない場合があります。
困った時は相手のコートに返すことを第一に考えよう!
悩んだらまずはラリーを続けることを意識しましょう。ボールを拾い続けることによって、相手のミスを狙うことができます。私も初心者の頃はまず粘り強くプレイを続けることを意識して取り組んでいました。
ソフトテニスのコートは学校の校庭や砂が混ざったオムニコートであることが多いです。そのため、取れなさそうな打球でも間に合って打つことができたり何とかラケットに当てられるパターンがあったりと。ラリーを長時間続けやすい印象があります。
最後まで諦めないで打球を打ち返すことも大切な攻め!
ボールを拾い続けることは、後の試合展開にも影響を与えることができます。ミスを誘うと次のプレイにプレッシャーを与え、流れを自分の方に引き寄せることも。粘り続けることによって、相手を焦らせたりイライラさせたりと精神的なプレッシャーをかけることにも繋がります。
ソフトテニスの戦術で攻めることも大切ですが、ラリーを続けることも重要なので自分から焦らず試合を展開していきましょう。ただ、拾い続けることによる疲労やケガには気を付けて下さい。
まとめ
- 左右に相手を振ることによって空いたスペースを狙う
- 深いボールや浅いボールを打って相手の不意をついてチャンスを作る
- 思い切って前に出ることによってプレッシャーをかけて一気に決める
- 戦術パターンをはめられるようにサーブ&レシーブで相手にチャンスを与えない
- 攻め方と守り方に困った時は相手コートに返すことを意識する
ソフトテニスのシングルスではコースを狙い続け相手にスペースを作らせることが大切です。
横に振ったり、前後に動かしたりと戦術パターンは考えれば豊富にあります。まずは粘り続けることを意識するだけでも問題ありません。徐々に戦術パターンも練習して攻めの武器を増やすことがオススメ。
相手の考えを予想して嫌そうなコースを狙うのも駆け引きになって面白くなります。相手にチャンスだと思わせないようなポジション取りを心がけて、攻めの機会を多くしていきましょう。
ぜひソフトテニスのシングルスでの試合形式や練習試合、ラリーなどの練習でいろいろと試して下さい!
相手の弱点や癖をよく観察してみましょう