ソフトテニスに限らずスポーツにはウォーミングアップとメンタルは大事です。
どうしても手を抜きがちなウォーミングアップなんですが普段の練習と試合前に分けて説明します。
全部するのは大変ですが、できることがらやることが大事です。あまりソフトテニスに関係なさそうなウォーミングアップですが実は大事。
すぐに乱打などしてしまいがちですが今回はそのウォーミングアップに注目したいと思います。
ウォーミングアップの効果とは・・・
ウォーミングアップは直接ソフトテニスの上達には関係ないかもしれませんが長く健康でスポーツをする上で大事です。その目的と効果はケガをできるだけしないため。もうこれに尽きると思います。
その他には、その日の試合や練習のパフォーマンスの向上です。でもやっぱり無駄なケガの予防を第一に考えます。そしてウォーミングアップ中に前回の反省や今日の課題などを頭で整理すると当日の試合や練習に効果が高まります。
考えながらウオーミングアップをすることで頭と身体が活性化します。ただ単にやるのと自分で課題などを持ってするのとでは結果や効果は歴然です。
ウォーミングアップのやり方とは・・・
一言にやり方と言ってもたくさんあります。
でも順番や目的は決まっているので参考になればと思います。
軽いジョギング
これは身体を温める目的なので長くする必要はありません。個人差がありますが5分前後で十分です。もしできれば10分。時間がないときはテニスコートの周りを走るだけでも構いません。
でも私の経験上、運動場や郊外を走った方が気分もいいです。
コツは体温が温まるまで。心拍数は個人差もありますが70~85%程度を保つイメージです。
あくまでもウォーミングアップなのでここであまり体力を使うのは止めましょう。慣れてくると普通に走るのが飽きます。なのでたまにアクセント的にハイ・ニー・スキップやプチダッシュがおすすめ。
ハイ・ニー・スキップとは膝を高く上げその勢いでジャンプする感じです。この段階では、これからの練習や試合をあなたの身体に知らせるのが目的になります。
ストレッチ(柔軟)
筋肉を伸ばし運動に対応できる身体に仕上げ疲れにくい身体にする目的もあります。すでに身体に痛みや違和感がある人はここは入念にする必要があります。テニス肘の予防にもなるので意外に大事です。
肘を伸ばして違う手で手首を軽く添えるように曲げます。外向きと内向き、両方します。
練習をしばらく休んでいた時などはなおさらです。柔軟性を高めることで関節の可動域が広がるのでメリットしかありません。
アキレス腱や太もも、ふくらはぎは軽い身体の回転運動などを中心にゆっくりします。
私はどんなに時間がないときでも太ももだけはストレッチはかかせません。片足で立ち、片方の膝をできるだけ後ろに曲げます。痛気持ちいいのがクセになりますし、バランス感覚も養えますよ。時間的には5~10くらいを目安にしましょう!
ウォーミングアップ
ここからが本格的なウォーミングアップになります。このウォーミングアップで、肩甲骨や股関節などを中心にしケガのしない身体に仕上げます。本格的ですがこれくらいしておけばケガのリスクは減ると思います。
この動画が参考になります。
このウォーミングアップは10分前後を目安にします。
ついつい目先の試合や練習に気持ちがいきやすいですがこのウォーミングアップを大事にしましょう!!
試合前のウォーミングアップはメンタルも大事!?
普段の練習の成果を試す試合。
前日からドキドキなあなた。
正直、ドキドキでしたが楽しみでもありました。
試合までのウォーミングアップは前衛と後衛とでは違いますが共通する部分を紹介します。
乱打はウォーミングアップでは軽く
試合当日の乱打はその日の調子を確かめるバロメーターでもあります。ここで調子がいいと問題ないのですが・・・。悪い時は要注意。深みにハマるとさらに悪くなるのでそんなときはさらっとのほうがいいと思ってます。
イメージトレーニングでメンタル強化
イメージトレーニングはソフトテニスに限ったことではありません。私の場合、中学生のときはメンタルって言葉すら知りませんでした・・・。でも顧問の先生やペアの子にも助けられたと思ってます。
試合の前日の寝る前に明日の試合をイメージトレーニングしながら寝る。これってやってる人、結構多いと思います。
でもここはしつこいくらい、できれば強烈にします。
後、コツは試合前は基本いいイメージなんですが、失敗したときのイメージトレーニングもアリ。そうすることでよりリアルにメンタル強化できますよ。
試合前からのウォーミングアップし、対戦相手と軽く会話。
そして日差しや風を感じながら乱打・・・。
こんな風にリアル過ぎるほどイメージトレーニングは強化されます。
結果、メンタル強化にも繋がります!!
まとめ
今回はおろそかになりそうなウォーミングアップでした。でもどんなスポーツ選手でも一流の人はココは一切妥協していないのも事実。
長く気持ちいいソフトテニスができるようにあなたも一度、見直してみてはどうでしょうか?