私は、ソフトテニスのダブルスで主に後衛をやっていました。後衛は相手の後衛とラリーをすることが多く、試合でボールに触れる機会が頻繁に起こるポジションです。
相手のショットを打ち返すことはできても、弱いショットや浅くなりチャンスボールになることがたくさん…。何とかして深いボールや伸びるボールを打ち返して、相手にチャンスボールを与えないよう意識して練習や試合に臨んでいました。
最初はスイングと体がアンバランスになり、伸びるボールを打つことに苦戦。本や上手い人から教えてもらい、意識しながら打つ練習をすることで伸びるボールを狙ったコースに打てるようになりました!
ソフトテニスのボールはとても柔らかく力を入れすぎると、コントロールすることがとても難しくなります。意識しながら打つことを反復練習で繰り返し、感覚を掴むことがポイント。
意図したコースに打てるようになれば、戦術のパターンも広がりチャンスを作りやすくなります。今回は、ソフトテニスで伸びるボールを打つコツについて3つ紹介します。
3つのコツを参考に、より相手に打ちづらい打球を狙えるようにして下さい。
ソフトテニスで伸びるボールを打つときは体重移動がポイント!
ソフトテニスで初めてラリーをした時は、とにかくボールに当てることを第一に考えていました。
そうすると、手だけでボールを打ってしまうため弱いボールになっていました。
手だけで打たないよう基本のスイングを参考にしていくと、徐々に良い打球に。
しかし、まだまだ相手に取りづらい打球は打てませんでした。
ここで、ソフトテニスで伸びるボールを打つコツ一つ目!!
スイングと合わせて体重移動もきちんと行う
スイングと体重移動のタイミングを合わせることによって、よりインパクトのある打ち方になります。力強い打球を打つことができると伸びるボールにもつながっていくのでとても重要。ボールを当てる瞬間には体重を後ろから前に移動させることがポイントになります。
体重を乗せながらボールを打ち返すイメージ
私は、まず体重移動の感覚を覚えるために素振りから意識して取り組み体に染み込ませていきました。
そのため、最初は体重移動を意識しすぎて練習で空振りすることが…。チームメイトに見られて恥ずかしかったこともありました。ボールを打つ時の基本でもあるので、ぜひ意識してスイングしてみましょう!
ソフトテニスで伸びるボールを打つには最後までボールをみよう!
ソフトテニスでラリーやボールを打つ時に、狙うコースばかり見てしまうことはありませんか?私は、コースを意識しすぎてボールを打つ前に相手コートに視線を移すことが癖に。
狙うことを意識しすぎると、伸びるボールを打つことはできません。
ソフトテニスで伸びるボールを打つコツ二つ目!!
ボールを当てる瞬間までボールを見る
当てると同時に顔を相手コートの狙う位置に向けるようなイメージで私は練習していました。意識して最後までボールを見ることによって、ラケットの中心で捉えやすくなります。中心で打つとインパクトのある打球を打てます。
最初は手出しのカンタンな球出しから打ってみることがオススメ
きちんとボールを見て打つことを確認しましょう。力があまりない方でも、伸びるボールを打ちやすくなります。球出しで打てるようになったら、ラリーなどでも意識して行ってみて下さい。
ボールの見すぎには注意が必要です。
次のプレイに遅れをとってしまう可能性が上がってしまいます。
伸びるボールを打つためには正しいフォームで
ソフトテニスで伸びるボールを打つコツ三つ目!!
正しいフォームで打つ
私は、上手い人と試合をするとよく左右に振り回されボールを拾うことで精一杯でした。自分だけ汗をかくことが多く疲れやすくなっていました。
正しいフォームで打つためにはボールを打つポイントにいち早く入ること、相手のショットに対する反応を上げることが重要になります。そのため、相手の動き方やスイングなどをよく観察することやフットワークを軽く動けるようにしておきましょう。
相手が狙っているコースを予測できるようになれば、自分のフォームで打ちやすくなります伸びるボールを打つことによって、相手もそう簡単にコースを変えたり狙ったりすることも難しくなるでしょう。
打球の予測をするためには、試合形式で練習する
相手を見ながらプレイして、経験を積んでいくことが大切です。試合中でも常に理想的なフォームで打ち続けられるように意識してみて下さい。
ソフトテニスで伸びるボールを打つ時は力み過ぎないように…
ソフトテニスで伸びるボールを打つには、力のあるスイングやラケットの中心で捉えることが大切です。私は、小学生の時に野球をやっていました。そのため思いっきり野球のスイングと同じ感覚で力いっぱい振ることが重要だと思っていました。
しかし、力を入れすぎるとまれにスーパーショットが打てることもありましたがアウトになることがほとんど…。よくコート近くのプールにまで飛ばしてしまうことが多々起こりました。プール開きあたりで無くなったボールが見つかることも良い思い出です。
力とコントロールの関係は、反比例になりやすい傾向にある
力を入れればその分コントロールが、コントロールを重視しすぎると力のない打球が…。個人差が出てくるので、練習中に自分の力とコントロールが理想的なところを探すことがオススメ。
ラリーや球出しで打球を確認しながら練習してみましょう。力の入れ具合を知ることができれば、ソフトテニスで伸びるボールだけでなく浅いボールや深いボールなどさまざまな打球を打つことができます。
ソフトテニスのボールは回転も重要?伸びるボールを打つ時は気を付けよう
ソフトテニスのボールは硬式テニスのボールと違い、回転をかけると変形しやすくなります。そのため、ソフトテニスで伸びるボールを打とうとしても回転がかかりすぎて変な打球になることが…。
私自身、回転を意図的にかけすぎてボールが浮き上がることや、打球スピードが著しく遅くなってしまいチャンスボールを与えることもありました。イメージはボールをこすって打つような感覚です。時には予測できない変化のある打球になりますが、コントールも難しくリスクのある打球へと変貌。
フラットにボールを捉えるように意識する
回転をかけすぎるようなスイングを継続していると癖になってしまいます。なるべくボールと平行にラケットを出すように意識してみましょう。完璧にフラットで打つというのは練習をたくさん積まないとできません。
あくまで回転をかけすぎない打球を打つことに重点を置くことがポイントです。スイングの際には、回転に気を付けて狙ったコースに伸びるボールが打てるよう練習してみて下さいね。
まとめ
- スイングと共に体重移動を合わせてインパクトのある打球を打つ
- ボールを打つ瞬間までよく見てスイングをする
- 打球を予測していち早く正しいフォームで打てる位置に移動する
- 力とコントロールは反比例しやすいので気を付けてスイングする
- 回転をかけすぎることに気を付けながら伸びるボールを狙う
これらを意識していただくと、伸びるボールを打ちやすくなるでしょう。
スイングやフォームが正しくできていれば、良い打球を打てて相手にプレッシャーをかけることもできます。練習でも素振りやラリーで、スイングの力加減やボールにかかる回転も確認することが可能です。
ぜひこの記事を参考にソフトテニスで伸びるボールを打つポイントになっていただけると幸いです。