- 「ソフトテニスでスライスサーブなんていつ使えば良いかわからない」
- 「スライスサーブを練習するメリットって何なの?」
- 「スライスサーブの打ち方やコツがいくら練習してもわかんない」
と思っている方が多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。ソフトテニスで周りでスライスサーブを練習している人なんていませんでした。しかし、色々なサーブを知っていく中で、あまりみんなからは注目されないスライスサーブについて掘り下げたら、色々なメリットがあり、案外重要だなと感じました。
みんなが手を出さない分野だからこそ、攻略した時のメリットを実感しやすいと思います。打ち方のコツをここでしっかり習得し、効果的な実践をしていきましょう!
ソフトテニスのスライスサーブって何?
ではスライスサーブとは、ボールに斜めの回転をかけるサーブ。
スライスサーブはそもそも硬式テニスではよく使われますが、ソフトテニスだとあまり主流ではありません。しかし、ソフトテニスで行うメリットもあり、効果的な打ち方やコツを理解すればとても使える技となるでしょう。
でもスライスサーブは回転をかけすぎると、球速が遅くなってしまい、取られやすくなるデメリットもあります。
「回転をかけることで難易度も上がり、回転数が多いと取られやすくなるのに、どこにメリットがあるの?」とお思いのことでしょう。
私も正直、効率よく学んでいきたいタイプなので、あまりメリットのなさそうなスライスサーブに練習時間を取りたくないと思い、練習しませんでした。ですが、調べていくと様々なメリットがありましたので、ご紹介していきます!
ソフトテニスでスライスサーブをやるメリットとデメリットとは
まず、ソフトテニスでスライスサーブをやるデメリット。
- 球速が出にくい
- 風に影響されやすい
回転をかける技には付き物なデメリットですね。しかし、これもうまく使えば、利点に変えられますよ!
では、ソフトテニスでスライスサーブをやるメリット。
- 回転系の技で応用が効きやすい
- サーブの入る確率が高まる
- 身長が低くてフラットサーブが打てない人も使える技
メリットについて詳しくお話しすると、
やはり回転をかけるにはコツが必要です。ですので感覚を掴むまでに時間がかかります。確かにフラットサーブなどの方が入門的にはいいのですが、ドライブをかけたいなど技が必要になった時に、スライスを練習していた方が他の技で応用が効きやすいです。よって、スライスサーブの練習をやっていることにメリットがあります。
みんなができないことをやることこそ、武器になる、のび太くんにとってのドラえもんって最高の秘密兵器じゃないですか?笑
そんなイメージです。
球速がそんなに出ないので、1stサーブで入りやすくなりますよ。
「フラットサーブの方が回転をかけない分、球が速いし1stサーブ向きでしょ?セカンドで入ればいいし、そうなったらソフトテニスでスライスサーブは必要ないんじゃない?」と思われがちです。
しかし、それは違います。レベルの高い試合になればなるほど、1stサーブでネットする人はいなくなります。入る確率の低いフラットサーブ後にセカンドで守りの遅いボールをするくらいなら、1stサーブから正確さ求めつつ回転をかけたボールを入れた方が良いです。
なぜなら、セカンドで守りのボールになると、レシーブで責められる可能性が高まります。よって相手にコントロールされやすい試合になってしまいます。それを避けるためにも、スライスサーブはメリットのある技と言えるでしょう。
フラットサーブとの比較になりますが、高いところから打ち込んで速度を出すフラットサーブと違って、スライスサーブは回転なので身長によるデメリットはありません。体格差を気にしなくてもいいところは大変メリットがあります。
どうでしょう?
メリットを感じていただけましたか?
もちろん練習は必要ですが、しっかり時間を割く価値があるくらいにメリットもあります!これを知ってから私は、強みにしたくて練習しました。実際、強みにはなると思います。
ソフトテニスにおけるスライスサーブの打ち方とコツは?
ではソフトテニスにおけるスライスサーブの打ち方とコツについてお話していきます。他の記事でも話している通り、実践が大変重要です。読んだだけではもちろんうまくはならないので、読んだ上で打ち方を実践してみて下さい!
ボールは握らずに、優しく持つ
ギュッと握らずに優しく親指・人差し指・中指で添えるように持つのがコツ。ソフトテニスの場合ボールが潰れやすいです。ふわふわのお豆腐を潰さないように持つイメージでやってみましょう。
ボールは真っ直ぐ上に投げる
ボールを投げる手は手首で回転をかけずに、投げるのがコツ。手首を固定して、投げる方の手だけサイボーグになったつもりで、機械的に上げるイメージの打ち方をしてみましょう。
ラケットを持つ手は、肘を肩より上でスイングするイメージ
腕時計を見る動きをイメージしながら、右斜め上に振り抜くのがコツ。私はなかなかコツが掴めずに苦労しました。
動画でプロ選手の動きを見ると打ち方のイメージがしやすくて良いと思います!
↓こちらがわかりやすくてオススメです♪
ラケットの上の方でボールを打つ
ラケットの1/3くらいの場所で捉えるのがコツ。これも慣れてくるまではできないと思いますが、練習するのみです!どこに当てるかを意識して、コントロールできる力がつくと、他の技でも使えて相当メリットがあります。
軸足は動かさない
右利きであれば軸足は左足なので、左足がブレないように気をつける。体がブレない体幹力はどんな技でも強みですよね!打ち方のコツを順序立てて紹介しました!
実際にやってみると、難しいですよね。汗
私も、「メリットあるし、やってやろう!」と最初は意気込みましたが、なかなか体が思うように動かず、一度諦めました。笑
ただ練習の回数を重ねていくことでおのずと打ち方のコツがわかっていきます!
スライスサーブのコツを掴むためにさらにできることとは!
上記で紹介した内容だけではいまいちコツが掴めないという方は、ラケットは持たずにキャッチボールをして投げ方の練習をしてみましょう。
どんなキャッチボールかというと、
- 腕を上で止めた状態でキャッチボールをする
- 回内を意識する
→回内とは、肘から先を親指方向に回して投げます。
これらがソフトテニスでスライスサーブができるようになるためのキャッチボールのコツです。
いかがでしょう?これだけなら、できそうな気がしませんか?
打ち方やコツはたくさんありますが、私の場合は多すぎてわからなくなるばかりでした。順を追って少しずつ自分の中で、打ち方のコツをつかんでいきましょう!
まとめ
- スライスサーブとは回転をかけて相手を外に追いやる戦術である
- ソフトテニスでスライスサーブを練習するメリットはたくさんある
- ソフトテニスにおけるスライスサーブの打ち方のコツはイメージが重要
- スライスサーブができるようになるにはキャッチボールから始めよう
スライスサーブのメリットデメリットを理解していただいた上で、今回紹介した打ち方やコツをぜひ練習に取り入れてみて下さい。
ソフトテニスでスライスサーブを使いこなせる人はなかなかいないということが既に相当なメリットでもあります。
ぜひ、みんなができないことをできるようにしていきましょう!